ＳＥＩＫＯ表蓋付き懐中時計、電池式クォーツ「７Ｎ０７－００１Ａ」です。「会津塗小筥（こばこ）」に収められています。
懐中時計の裏蓋は、日本国政府の紋章「五七の桐紋」と「贈　内閣総理大臣」の刻印入りです。
また、会津塗小筥にも蒔絵の加飾技法で、表蓋に「五七の桐紋」、裏に「贈　内閣総理大臣」が。
小筥内は、懐中時計以外の貴重品入れにも活用できるよう、仕切区分された高級感のある紫のフェルト生地が布張りされています。

出品の品は、日本国政府より恩給欠格者慰労品として贈呈されたもののようです。詳細はネットなどを参照下さい。

整理中に出てきたもので、長く保管されていたものです。以前に身内の者が賜ったものかも分かりませんが、詳細は不明です。
小筥何の保証書には平成６年４月の日付けが、約３０年の経年品です。

金メッキの鎖付懐中時計は、リューズを押すと蓋が開き美しい文字盤が出現、６時の位置に小秒針文字盤があります。
蓋の裏は、重なった同心円の波の、青海波（せいがいは）？文様の装飾、下部に「７Ｎ０７－００１Ａ」「角に５Ａ」「円にＡＧ」の、文字盤６時の下に「ＪＡＰＡＮ　７Ｎ０７－００１０　Ａ１」の刻印が。
なお、懐中時計の表蓋、裏蓋にはシールが剥がされず残っています。

懐中時計の、表・裏蓋、ガラス面、文字盤に汚れやキズなどはほとん見られず、表・裏蓋のシールも。会津塗小筥にも汚れやキズなどはほとんど見当たりません。懐中時計も会津塗小筥も未使用に近いと言えます。
動作がなかったため、最近、専門店で電池交換し、交換後正常に動作しています。

大きさ、重さはおよそ次の通りです。
懐中時計は、直径４２ｍｍ、リューズ長９ｍｍ、厚み７ｍｍ／鎖全長は、３４．８ｃｍ／重さ（鎖含）は５６ｇです。
小筥は、縦１７４ｍｍ、横１２９ｍｍ、高３７ｍｍ、重さ３４０ｇです。

懐中時計、会津塗小筥とも汚れやキズなどはほとんど見当たらない良好な状態の美品で、日本国政府の「五七の桐紋」の刻印もある特注品です。コレクションにいかがでしょうか。
現在正常に動作していますが、経年品であり性能保証は出来ないことをご理解の上、ポケットウオッチなどとしてお使いいただければ幸いです。

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