ドイツ・ベルリン東駅の蚤の市で購入した1950〜60年製のヴィンテージの木製壁掛時計です。

裏面の時計ムーブメントはドイツの老舗時計メーカーJUNGHANS製（画像7）ですが正面文字盤上部のロゴがほぼ消えており(画像5)読めません。JUNGHANSロゴとは違うようなのでOEM製品だったのか、修理に出された物なのか…。

以下はコンディションについてです。

正面の木のフレーム部には下部に傷が数本・文字盤の金属フレームに沿った劣化跡がらあります。また部分的にニスのムラが少しあります。
時字リングや針には金属製ですが変色・小傷などが若干あります。（画像6）

文字盤はガラス蓋がカバーする仕様ですが立て付けが悪くカチッと閉まらないため3時方向にある金具を回して力技で良い位置で支えるように固定頂く必要があります。

ガラス蓋には部分的に少々のスレ跡や2センチ程の線状の小傷がありますが（画像7の白丸箇所）さほど目立ちません。

裏のムーブメント部はプラスチック部に劣化があり電池はめ込み部の右腋にヒビが有ります（画像8）。プラ部分を外側からテープで補強すれば使用には差し支えないと思います。
また壁への取付金具も古くガタつきがあります。

…こう書くと相当ボロそうですが、壁にかけてお使い頂ければダメージはほぼ目立たないと思います。
ミッドセンチュリー感とシンプルさのバランスや温かみのある木の材質感・文字盤や針の端正さ・ドーム状のガラス蓋…などなど、懐が広く趣きのあるデザインです。

また、単3電池1本で実にしっかり作動します。
透明プラスチック越しにゼンマイが律儀に働く様子にはギミック好きには堪りません。
但しチクタク音が激しいので（毎秒２回程）寝室や集中作業をしたいお部屋への設置は全力でオススメしません。
裏面に「start/stop」のレバーがあるので簡単に時計を止めることは可能です。

ヨーロッパの一般的家庭で実際使用された長い時間を経たヴィンテージです。古い物ならではの風合いをお愉しみ頂ける方の御購入御検討をお願い申し上げます。
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購入国・都市：ドイツ・ベルリン

サイズ（約・1番大きな部分で計測）
縦23cm 横幅25cm 奥行き5cm
木の厚み0.8-0.9cm

重さ（単3乾電池込み）623g

材質：木、金属、ガラス

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